あなたは「うつ状態」の改善に向けて、どのようなことをしてきましたか？

「薬は心配で不安だ・・・」

「ずっと心療内科に通っていても一向に治らない・・・」

など様々な方が言われます。

一口に「うつ病」といっても「初期のうつ」「中期のうつ」「長期のうつ」でも違いますし、そもそも「新型うつ」のように「本当のうつではない」方もいられます。
そんな方が当院にはたくさん相談にこられます。

当院では、「絶対に良くなる、大丈夫」という保証はできません。
しかし、今までたくさんの方からの相談及び施術をしてきて、力になれることは確かだと、これまでの経験から自負しています。

「クスリづけから脱して、元気になるぞ！」という強い気持ちがある方のみ以下を読み進めてください。
（必ず１度は病院での検査に行かれてください。内科・脳神経外科等にて脳の障害、血液検査、心電図など生命にかかわる病気の場合があるからです。）

現在、うつ病人口は世界的には潜在的に約３億２０００万人、日本においても２００８年に１００万人突破したかと思えば、２０１６年には約５００万人いるともいわれております。

｛ＤＳ－Ｍ５｝と呼ばれるアメリカ精神医学会の定めた精神疾患の診断基準で、「何も意欲がわかない」「食欲がない」「眠れない」「集中力がない」「理由もなく焦る」「性欲がない」「緊張感が解けない」「破壊衝動がある」「体重が減ってきた」などという項目で５つぐらい当てはまると「うつ病」と診断され、日本ではほとんどの場合、クスリが処方されます。

そして、うつ病と診断された人もほとんど科学的根拠があいまいともいわれております。

私たちは生活が豊かになり、高度情報化社会で複雑になってきて、
精神的なストレス（仕事のストレス、パソコン病、人間関係のストレスなど）
環境ストレス（携帯など電化製品による電磁波や大気汚染、食品添加物・農薬などの化学物資）
肉体的ストレス（運動不足、天候・温度差による酷使）
・・・・・など

・・・あらゆるストレスに取り囲まれて生活しています。
ストレス学者の世界的権威ハンス・セリエ氏は「ストレスは人生のスパイスだ！」と言われたが、現代のように過度のストレスは免疫系の働きを弱めて、自律神経系が乱れる基になっています。

人間の体は、ホメオスターシス（体のバランスを保つ機能）である自律神経系＋ホルモン系（内分泌系）＋免疫系がそれぞれ密接に関係して、体を自然治癒力できるように守っています。
まとめると、
ストレスが免疫力の低下に繋がる仕組みは、精神的なストレスを感じると、その情報が大脳辺縁系を通して視床下部に伝わります。
視床下部はホルモンを出して脳下垂体にストレス刺激を伝達する。
さらに、脳下垂体からは副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、この指令を受けて、副腎（腎臓上の親指位の臓器）からコルチゾール（抗ストレスホルモン＝ステロイドホルモン）などの副腎皮質ホルモンが血液中に放出されます。
そして、コルチゾールは免疫活動を担うリンパ球の機能を低下させ、体全体の抵抗力を弱めます。結果として、ガンやかぜなどの病気にかかりやすくなります。
また、ストレスが自律神経に及ぼす害は、ストレスにより防御本能として交感神経優位に自律神経がなり、ノルアドレナリンを分泌し血管を収縮し血流障害になり、免疫系の低下、ホルモン系のバランス不調に繋がっていきます。よって、様々な病気の基をつくっていきます。

自律神経が乱れると・・・・
自律神経失調症やうつ病、不眠症、または生理痛、不妊、冷え性、ひどい首こり、肩こりETC・・・に、苦しんでおられる方は、おおぜいいます。これら全てに、自律神経がからんでいます。
「え、首こりや肩こりなのに？」と思われる方もまずは、簡単に自律神経のメカニズムからご説明いたします。

自律神経は、私たちの意識しないところで身体を健康に保ってくれています。体温や呼吸、血圧の調節、消化、代謝などをコントロールし、生命を維持していくためにはなくてはならない役割を果たしています。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、「交感神経」は緊張している時、興奮している時、危険を感じた時などに働く神経で、心拍数や血圧を上げて、呼吸数を増やし、血管を収縮し、瞳孔を開き、胃腸の働きは抑制されます。「副交感神経」は、リラックスしている時や、寝ている時などに働く神経で、心拍数や血圧を下げ、呼吸数を減らし、血管を拡張、瞳孔を閉じ、胃腸の働きを活発にします。

この2つの神経は「アクセル」と「ブレーキ」のように相反して働き、健康を保つためには、この2つの神経の「バランス」がとても大切です。
このバランスがうまく行われなくなると、「自律神経失調症」になります。（多くは、交感神経が異常興奮し、副交感神経の働きは低下する）

「自律神経失調症」になると、主に、血圧が上がり、脈拍数も上がる。不眠症、頭痛、下痢、便秘、食欲低下、めまい、イライラする、やる気が起きない、疲れやすくなるなど、さらに、完全に狂い始めると、うつ病、糖尿病、ガンなどの治りにくい病となる可能性が高まります。
では、自律神経失調症になる原因はなんでしょうか？

	プラス波動	マイナス波動
自律神経 交感神経	抑制	亢進
副交感神経	亢進	抑制
脳波	アルファー波・シータ波	ベータ波・ガンマ波
脳内物質	セロトニン・ドーパミン・エンドロフィン・ メラトニン・ギャバなどの分泌促進	アドレナリン・ノルアドレナリンの増加 （左記の脳内ホルモン分泌減少）
血圧	安定	不安定
血液	弱アルカリ性	酸性
感情	安定	イライラしやすい　不安定
筋力	強	弱
体の硬さ	柔	硬
ツキ	良い	悪い
腸内細菌	エンテロコッカスやビフィッドバクテリウムなど 腸内有用菌が増加し、腸内菌毒素が減少	大腸菌など、腸内有害菌が増加し エンドトキシンなど腸内菌毒素が増加
口 内 金	減少	増加
貴 金 属	排泄	沈着
ウィルス　細菌	減少・消失	増加・発生
痛　　み	軽減	増加
免 疫 力	上がる	下がる
	健康への道	病気になりやすい

結論から申し上げると、あらゆる「ストレス」が原因の基になります。

自律神経失調症における体と心におきる症状
（身体的な症状）
不眠、頭痛、めまい、冷や汗、吐き気、頭痛、耳鳴り、過呼吸、便秘、下痢、ダルさ、冷え、生理不順、PMS、ED、疲労感、動悸、不整脈、血圧の上下、立ち眩み、肩こり、腰痛、手足の震え、
・・・など。
（精神的な症状）
情緒不安定、不安感、焦燥感、倦怠感、抑うつ気分、強迫観念
・・・など。

また、自律神経が乱れると・・・自律神経失調症、うつ、パニック、神経症をはじめ不眠症、食欲の低下、冷え性、めまい、生理不順、生理痛、無月経、無排卵、不妊症などが様々な症状が起こります。

それはなぜか？ 一見、自律神経失調症やうつ病、パニック症など精神（ココロのみ）の問題と捉えがちですが、ほとんどの場合ココロの問題だけではないのです。身体とココロは相関関係「コインの裏と表」の関係にありますので、 「身体→ココロ」「ココロ→身体」

の両面からのアプローチが重要になります。特にメンタル症状では実は「身体→ココロ」の関係性が重要で、筋肉のコリや拘縮、過緊張によって血流障害をおこし、細胞が酸欠状態を起こし、新陳代謝をする細胞中のミトコンドリアにとって酸欠は致命傷で、体中に張りめぐっている自律神経は酸欠という異常事態をセンサーで感じ取り、脳細胞に伝達していきます。よって、脳細胞は常に過緊張状態になり不安定になっていきます。
まとめると、
「筋肉（肉体）のコリ・過緊張→血流障害→細胞の酸欠（異常事態）→全身の自律神経が異常事態を知らせる→脳細胞も常に過緊張状態」と悪循環になります。
お身体の歪み、縮こまりを解消して、全身に血液を送ってあげることが重要であり、治る近道です。

そうだったのか！！

当院のメンタル改善プログラムの鍵穴ポイント
身体の歪みと筋肉の拘縮（コリ）を解消し、自律神経の司令塔である「視床下部」と波動キャッチセンサーの中枢「松果体」の機能異常の改善と重要な脳内ホルモンであるセロトニン、ドーパミン、エンドルフィン、メラトニン、ギャバなどの「神経伝達物質」を増やしていくことにより、「身体→ココロ」「ココロ→身体」の「コインの裏と表」の相関関係を改善していくプロセスにあります。　　　　　　　　　　　　
つまり、
背中と胸の筋肉の副神経という脳神経の直接の受けているポイントの拘縮（コリ）の解消（ここを調整しないと本当の意味でメンタル症状での首のコリは解消されません。）→骨盤の矯正→首、肩の筋肉のこり、異常→首から視床下部への血液循環が悪くなる→自律神経の失調→全身の不調→精神的疾患、うつ状態　を解消するメカニズムが当院独自のプログラムにあるからなのです。